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つかんだ砂は投げつけてやれ
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2021.5.3 幡ヶ谷36°5
ハマノヒロチカワンマンライブ「カレー感謝祭番外編 幡ヶ谷大感謝祭」


ハマノさんが作ったカレーを食べながらハマノさんのワンマンライブを見るという、夢のような企画が再び幡ヶ谷で開催とのことで行ってきました。
(前回は2019.5.4 幡ヶ谷 36°5「春のカレー!スーパー感謝祭ワンマンライブ!!」でした)
幡ヶ谷36°5の13周年記念月間のイベントです。

昼間のライブ
開演前にヒロチカレーをいただきました♪

(ヒロチカレーとは)
ハマノヒロチカ氏が作るカレーの総称。
全国のカレーを食べ歩き積み上げてきた経験と知識、食べるだけではなく自らも腕を振るう。
そのオリジナリティの素晴らしさと表現力とたゆまぬ探究心、カレー愛の深さは、まさにキングオブカリーの称号にふさわしい


カレー感謝祭23回目(番外編)のヒロチカレーは
トマトベースのチキンカレー、通称「元祖ヒロチカレー」
砕いたポテチのトッピング、ヒロチカレーといえばこのイメージで

チキンがふわふわで食べやすい、やさしい
トマトのフレッシュでフルーティーな酸味
やさしさの中にキリっとしたスパイシーさもあって

夢中で食べていたらいつの間にかなくなっていた・・・いつまでもいつまでもスプーンでお皿を撫でていたい、食べ終わったことが名残惜しい・・・めちゃくちゃ美味しかった。
ハマノさんがカレー屋を開く日をかなり本気で待ち望んでいます。

さて
お腹いっぱい、眠くなってきたところで開演!目が覚める!
オープニングSE(The Adventures of Robinson Crusoe ?)に乗って
らっきょさん、ハマノさんの順に登場。
2月の大創業祭以来のらっきょさん
またお会いできたらいいなと思っていたから、本当に本当に嬉しい。

月と独り言
初披露の時はタイトル未定だった曲、通称「ふしぎちゃん」
今年2月に初めて聴いたときはまだ探り探りな感じだったのがだんだん馴染んできて、ハマノさんの歌になってきた!(えらそうにすみません)
らっきょさんのカホンがとてもやさしく、
春の木漏れ日の中をふわふわ走るイメージのこの曲にぴったりで心地いい

ヒーロー
ふわっとした空気からいきなりロックンロールナンバーで温度上げてきた!!
手拍子で湧く会場!
この歌はハマノさんご自身も「バンドでやりたい」とおっしゃっていたこともあり、打楽器が入るとすごい化ける、かっこ良さ楽しさ増し増し
緊急事態宣言で酒類提供禁止の今、「あービール飲みたいなー」という歌詞が切実に刺さる。
ラッシーも美味しいけど・・・気兼ねなく酔い散らかせる日が戻ってきますようにと願う。

夏にサヨナラ
アルバムの印象からこの曲もバンドのイメージ強い
夏らしい疾走感が気持ち良い。

呉線


いい曲だなあ・・・
この曲の時は特に、らっきょさんに見惚れてしまった
ハマノさんの繊細な歌心にちゃんと寄り添っていて、
なんて言ったらいいんだ、ハマノさんが書いた物語に綺麗な挿絵が付いた感じ
原作のイメージを保ちながらしっかりと新しい世界観が表現されてて、とても素敵だった

わらべうた
パーカッションのイメージ強い曲
今まで色んな方のサポートで見たけど、色んなアプローチがあるんだなあと
おなじみの曲も様々な表情が見えてほんと面白い

プリズム
呉線もだけど、自分の中での「旅の景色」が脳裏に広がるとても好きな歌。
余談)井上大地くんが中神のぺろ八でライブをやってた時に、終演後のBGMでプリズムを流しまくっていたから、ぺろ八のお客さんはプリズムが聞こえると閉店だと思って帰り仕度を始めてしまうそうだ(2016年5月ぺろ八でのライブMCでプリズムのあと「帰らないでくださいー」って言ってた)


らっきょさん退場
〜換気タイム〜

ハマノさんひとりで弾き語り

こんな僕で良かったら
やさしいやさしい歌
本来の歌詞は「美味しいご飯を〜」のところ
「♪美味しいカレーをちゃんと食べられていますか」とな
ハイ、めっちゃ美味しいカレーをお腹いっぱいいただきました!

Wonderful World
こんな僕で良かったらに続きハマノさんの子守唄
絵本のページを捲るような、オルゴールを聴くような、何かとてもほっとするやさしさ

サンゴのかけら
今年2月に初披露の新曲。昨年の沖縄ツアーを経て「試練の島」への試練を乗り越えてできた曲。
その、沖縄に対するハマノさんの今までの想いをうまく言葉に変換できないのだけれど
都度その想いをブログやらSNSやらで見ていたから
本当によかったなあと思って
心の中の澱がひとつ消えて、また強く優しくなった。
歌詞が胸に痛い。

朝がまた来る
11年前に宮古島ツアーを経てできた曲(2010年6月25日 日吉Napで初披露)
サンゴのかけらからのこの流れは今年の大創業祭と同じ、胸が熱い。
穏やかなピアノで始まる夜明け前のイメージから
最初の「♪朝がまた来る」というフレーズを歌った瞬間に、後ろの照明がふわーっと明るくなった。ライトがひとつ明度が変わっただけなのに、朝が来た。なんかすごいグッときた。
沖縄三部作の一作め(まだ2つしかないですけど)と言ってスベっていた

旭橋
沖縄への想いから故郷の旭川へ。
(2018年4月27日のナカノステレオで初披露)
旭川も沖縄もハマノさんの大きな出発点で、今まで積み重ねてきたことは確実に一つの大きな柱になってて、なんていうか・・・
この流れであの歌を聴きたいな、、、聴けたら惚れ直すだろうなあ・・いやそんな都合の良いことがあるわけ・・・・
ローアンドロー
うわーーーーー惚れ直したーーーー!!!(感涙)
何度聴いてもその素晴らしさに硬直する
今日は歌もピアノもより一層力強く感じた

最後の青春
感涙感動感激諸々待ったなしのセットリストで焼き尽くされる
ハマノヒロチカ、おそろしい子・・・!

古い日記帳
2017年の大創業祭で初披露
2016年に「斜陽」を発表してからもうあんまりギラギラするのやめるのかな、なんて思っていたから、40歳のお誕生日にこの曲を聴いた時に、不惑ならではのエネルギーを感じてものすごいゾクゾクしたのだ
歌もピアノも歌詞もとてつもないパワーだ、奮い立つ
一時期はお蔵入りにするかもと言っていた曲
古い日記帳の扉をまた開いてくれてよかった

はじまりの唄
おだやかにはじまるアレンジ
準備運動からリズミカルに走り始めるイメージ
今回のセットリストは過去と現在を行ったり来たりの印象があって
はじまりの唄で本編が終わるのは、これからもはじまり続けるんだなあという想いを感じてとても感慨深い。

〜アンコール〜
段取りがおかしくておかしなアンコールになったけど
らっきょさんIN

センチメンタル
キターーーーーーー!!!!
えっ、わ、いや、めっちゃテンポ速くない?笑
時間ないって言ってたし・・・いやそれにしても速い
あまりの速さにらっきょさんがものすごい笑いながらカホン叩いてる
疾走感どころじゃない超絶最速センチメンタル、速すぎてちょっと面白かったけど、今回のライブの気持ちの昂りだなと思った。
ものすごくかっこよかった!

Songwriter
音楽をやってる人たちやライブハウスや音楽を聴く人たち
音楽を愛する人への祈りの曲でありラブソング。最高の締めだ!

最近は「積み上げた言葉を照らす光が どこかで輝く限り」のところで視線を天に向けながら歌ってるかな、他の曲でも歌詞に合わせて胸を叩いたり目を瞑ったり
歌詞に込めた想いが仕草となって表れることが多くなったなと感じる。

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とてもとても良いライブでした。
ハマノさんの歌に寄り添ったり背中を押したりのらっきょさんのサポート
歌もピアノもカレーもめきめきとパワーアップしてるハマノさんの圧巻のステージ

改めまして
ハマノさん、らっきょさん、幸せなひとときをありがとうございました。

そして、
私が初めて36°5に行ったのは2016年1月9日のカレー感謝祭だったと思う。
この5年間で色んな出会いをさせていただいたし、きっとこれからも。
大好きなお店です。13周年おめでとうございます。

拍手[3回]

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2月23日(火・祝) 西荻窪 ARTRION
ハマノヒロチカ生誕44周年記念ワンマンライブ「大創業祭」

※レポというより、まったく個人的主観垂れ流しの感想文です。長いです。


今年も行ってきました!ハマノさんのお誕生日ワンマン!
盆暮れ正月大創業祭というくらい大切な年中行事です。
この大創業祭を見ないと新年が始まった気がしない・・・
おかげさまで2021年ようやく明けました。今年もよろしくお願いいたします。

思い起こせば2014年2月23日。ハマノさん37歳のお誕生日前夜、
37年間のご愛顧に感謝を込めて。という意味から「大創業祭」として行われたワンマンライブも今年で8回目!
今年は特に色んな心配事が絶えない時なので、無事の開催が本当に嬉しかったです。

「もうやりません」「来年はやるかわかりません」と言っていたのが次第に「来年もやります!」と変化していき、毎年毎年見せてくださる集大成、メキメキと大きくなってゆくハマノさん。
今年はすでに何度か通常のライブを見ました。すんごい、大創業祭に向けて高まってるなあ!!という気迫とパワーが溢れてて、めちゃくちゃ楽しみにしていました。


第1部

「はじまりの唄」からはじまった!!
最近アレンジが変わった。以前は最初からリズミカルに弾んでいたのが、序盤はゆるゆる、心と体をほぐしてゆくイメージのやさしいピアノ。
ほどけた靴紐を結んだあたりからステップを踏み走り始めるイメージで盛り上がっていく

1曲目から拍手喝采!!人数制限してるなんて信じられないくらいの割れんばかりの拍手。
みんな楽しみに待ってたのがすごい伝わってくる!!
ちょこっとMCして
「ここで喋る予定じゃなかったのにーー!!!!」と2曲目の「青春ゴーズ・オン」 へ!会場がぐっと熱くなってゆくのを感じる!!

緊急事態宣言のために観客数をぐっと減らしたけど、全国各地からたくさんの人に配信で見てもらえて嬉しいと
「こんな僕で良かったら」
2020年5月20日のハマノさん完全自主企画配信ライブ「こんな僕で良かったら」で初披露、
5月27日に札幌LOG「まだまだ続くよ~地下牢の唄~」というオムニバスアルバムでの配信リリース
この歌の成り立ちが配信きっかけなので、画面の向こうの人たちに思いを込めて歌ったのかなーと思う。たくさんの人とこの時間を共有できることが嬉しくて、うまく言えないけど本当に、胸が熱い夜だ。

「新曲(※タイトル未定)」
大創業祭の少し前、2021年2月20日の幡ヶ谷36°5で初披露。
ハマノさんにしては珍しい、今までとちがうタイプのラブソングでそわそわする。
歌詞はすらすら書けたけどタイトルが決まらないそう。
個人的には「春」というキーワードのせいか「桜」の続編みたいなイメージでもあった。
ランランラン♪って歌ってたし「はじまりの唄」のように走り出したくなる歌。


「旭橋」
「道なき道を進むのはどれほど苦しいだろう 留まるものの辛さとどちらが苦しいだろう」
「あの日変わることが怖かった 何も変わらないことが幸せに思えた」
ここ、すごい色んなことを思う。自分自身の人生を重ねてしまう。

旭橋のあと、想いは北海道から沖縄へ・・・
上記の歌詞を噛みしめたばかりのところへ、ツアーの話が感慨深かった。
10年くらい前にソロで宮古島へ行ってずいぶん悔しい思いをしてきたこと、
そのあとも何度か行ったけど、行く度に自分の実力を思い知らされる。
しかし、昨年の沖縄ツアーではとても良い収穫があったとのお話で、その時のTwitterなど見ていたけど、なんかもう本当に良いライブだったんだなあって、とても嬉しく感じていたのです

「サンゴのかけら(新曲)」
おおお・・・
先日のライブ終演後お話した時に
「もう一曲作りたいんだよねえ」とおっしゃっていた。
「これからずっと歌うことになる歌ができそうだ」と。

沖縄の海が見えてくるような
とても繊細なメロディに、脆いように見えるけど強い意志を乗せて。
ハマノさんが今まで重ねてきたもの、積み上げてきたものの凄さを感じる

もうひとつの新曲と対照的で、それがすごく良かった。
10余年の宮古島への思いが昇華したのだな
進む決心をした道なき道は桃色に彩られて そしてランラン走るのだな
2曲とも希望のある歌で頼もしく感じた

「朝がまた来る」
この流れはとても嬉しくて
10年前の宮古島でできた歌、10年経っても色褪せず、むしろ色濃くなって。

時間ないのに喋り過ぎてしまった!後半はメドレーになるかも?など言いつつ
「呉線」
間奏、電車の先頭車両に乗って見える線路や景色が広がるイメージ。とてもキラキラしている。
ハマノさん、旅の歌の時は配信画面に視線を送っているなあと感じた。
全国各地への想いをひしひし感じる。
ほんとに、一日も早く誰もが安心して色んな場所に行けるようになったらいいなあと思う。

「アクアライン」
初めて買ったハマノさんのCDは「黎明」で、その中で一番好きな曲だった
綺麗なメロディだなあって。
インストのアルバムだから歌詞カードだけついてて、メロディも綺麗だけど歌詞も本当に綺麗だなあ、どんな歌なんだろうって思ってた(このCDは初回特典で黎明の歌入りバージョンが収録されていて、「ハマノさんを説得し録音した本当にレアなものになります」と制作者さんの一言が添えてある。ハマノさんの歌がレアだった頃)

「不眠症」
弱い自分に怒りの鉄拳を下ろすような力強いピアノ、とてもカッコイイ
もっと強くなりたいんだ
どんどん強くなってると思う

「銀色の街」
10年前の大地震のとき、心のそばにずっと居てくれた歌。
第1部は「10年前」がキーワードだったのかなあと思う。

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第2部
らっきょさん(カホン)IN

「センチメンタル」
キターーーー(゚∀゚)ーーーーーー!!
打楽器を味方につけてハマノさんのオラオラモード全開の第2部開始!
会場沸く!配信画面にお茶爆が降る!!
「楽しいーーーー!!最初から第2部にすればよかった!!!!」って笑

「わらべうた」
カホンのイメージが強い歌
らっきょさんのカホンもとても素敵だなあ
サポートさんたち、それぞれちがうアプローチをしてくるからお馴染みの曲でも色んな表情が見えて面白い。
ハマノさんの色んな面を引き出してくれる出会いって嬉しい

キングオブカレー ハマノヒロチカ&らっきょ
名前だけでもう楽しい、ずるい
素敵な化学反応バシバシ

「ヒーロー」
ヤッター!大好きな歌!この歌聴くまで艱難辛苦なんて言葉知らなかったなー
※艱難辛苦(かんなんしんく:非常な困難に遭ってしまい苦しみ悩むという意味のこと。)
ガッッツリ盛り上がって会場の一体感すごかった!

「今日ぐらい良いだろう? 自分を褒めろ 戦う勇姿を自分で愛してやれ」
ありがとうおーーーーー!!!って思う
「酔い散らかしてもいいさ 明日また頑張ろう」
よーし!がんばろー!!!乾杯ーーーーー!!!って思う

打って変わってじっくりしっとり聴かせてくださった「桜」
画面のむこうの色んなひとへの気持ち、旅への想いを爆発させた「プリズム」
力強いカホンの後押しでハマノさんのオラオラが止まらない!帽子も飛んだ!ピアノめっちゃかっこいい「ハロー・グッバイ」
しょぼくれた気持ちに喝を入れてくれる「古い日記帳」は何度聴いても圧巻で、歌詞の通りまんまと奮い立ちたくなる!

会場をさんざんっぱら轟々に燃えちらかしたあと、らっきょさんOUT
ハマノさんひとりで弾き語り

「斜陽」「ローアンドロー」 「ヒカリ」
私の中のハマノさんの歌の四天王が3つも連続で!心臓が痛い!

斜陽、壮大で壮絶なラブソング
間奏ソロがむちゃくちゃかっこよくていつも息するのを忘れる
ハマノさんのYouTubeにも上がってるのでぜひ

ローアンドローが本当に大好きで大好きで、なんならローアンドロー子ってあだ名がついてもいいよと思うくらい大好きで・・・今とても頑張らなきゃいかん事が山盛りあるから、聴けて本当に嬉しかった。

ヒカリもほんとに大好きだなあ
「ソロ活動最初の頃は自分で歌うなんて思っていなくて、この曲を書いた時にようやく自分で歌い続けようと決心した」的なお話を聞いてから、殊更。
ヒカリの中に見えるドラマがすごい
そして大創業祭の第一回目がヒカリのレコ発だったから、ヒカリで本編終わったのも何か感慨深くて(終演後ご本人に聞いたらぜんぜん意図していなかった)

〜アンコール〜
らっきょさんと二人で
「Songwriter」
前述ハマノさんの歌の四天王のうちのもうひとつ・・・・!!
ハマノさんが紡いだ音、積み上げた言葉、本当に本当に力になっています。

毎年本当に素晴らしいけど、今年はいつも以上に響くものが多くて
いつまでも終わって欲しくない、最高のライブでした。

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※長文しょっぱい駄文にお付き合いくださりありがとうございました!

拍手[2回]

ハマノさんのワンマンライブ見てきました!すごかった!良かった!

2019.5.4 幡ヶ谷 36°5
「春のカレー!スーパー感謝祭ワンマンライブ!!」
出演:ハマノヒロチカ、郡司顕吾(perc)

カレー大感謝祭の15回目は36°5の11周年記念ということで、ハマノさんのワンマンライブ!
ヒロチカレーを食べながらハマノさんの歌が聴けるなんてまったく幸せの極みであり
しかも「新曲4曲やります!」と公言されていたので、とてもとても楽しみにしていたのでした。
新曲は昨年5月のレコ発ワンマンライブぶりだから、およそ1年ぶり。
そして、「令和」になってから初のライブ。

さてさて、
ライブの前にヒロチカレーをいただきました。
「祝令和!和カレー」
大きめの鶏肉に長ネギ、油揚げ。
白菜も入ってるかなと思ったけど長ネギかもしれない。
和風出汁なのかなあ
ふんだんに使ったスパイス各種
ツイッタに上がってた写真を見るとホールスパイスは、クミン、カルダモン、クローブ、ローリエ、シナモン、スターアニス、・・・目視できたのはこのくらい
コリアンダーシードとアニスシードかキャラウェイシード、ブラックペッパーも見える気がするけど自信ナシ・・・
それと、トマトの酸味がほどよく効いてて、やはり今回もカレー王ハマノヒロチカに「参りました!!」と心の中で平伏しながら、おーいしーいぞぉー!!とスプーンが止まらないのでした。
美味しかった!

お腹も満ち足りたところで
お店の後ろのほうから「おっしゃ!やるぞぉーーー!!」という声が聞こえ、お客さんみんなが「おおおおっ!!」と拍手をする。
いよいよ、ワンマンライブの始まりです・・・!

ステージに立つやいなや、脇にあったシンバルを手でぱしゃーーんと叩く。
にやにやしている。ふざけたふりして緊張してそうだ・・・
「お戯れのハマノさん」という店からの紹介のあと、最初は弾き語りで。

朝がまた来る
ソロ初のシングルであるこの歌から始まったのがなんだか嬉しい。
ゆるゆるとやさしく始まりだんだん飛び跳ねてゆくピアノが、目が覚めて布団の中でうだうだしつつも、よーし起きるぞー!と徐々に本気出していく自分の朝みたい、もしくは、夜が明けて太陽が出てくる大空の様子みたいだ。

次の曲へいく前に「いやーーーーーーーー。まいったなあーーーーー!!」
といきなり大声で言うので思わず「何が???????」と訊いてしまった(ごめんなさい)
「何喋ろう・・・昨日夜中の3時までカレーの準備してて、朝7時に起きて、ここ来てカレー作ってリハやって・・・MC全然考えてません」
「郡司が登場するまで、なんとか・・・」
一人で相当緊張しているらしい。がんばってーーーー

古い日記帳

不眠症
CDだと、歌い始める前の「スーッ」って息を吸う音が好きなんです(マニアックか)
弱音を吐く自分へ怒りをぶつけるようなパワフルなピアノ。
自分と誰かを比べることは、比べてもしょーがないことにだと思うけど、比べることによって自分への起爆剤になるのなら、それは必要なことだと思う。

あじさいを観に行こうよ
序盤でイキナリ新曲が!
切なくも優しい。大人の恋みたいなビターな感じ。
情景が目に浮かぶ歌詞。
路面電車という言葉から、親方と二人で江ノ電に乗って雨の鎌倉へあじさいを見たこととか思い出しながら聴いた。

それで、このブログの今年の大創業祭の感想文で
・あじさい
ごめんなさい。なんてこった。
セトリの紙に書いてあるのですがどうにも思い出せないです・・・

と書いたのですが、(ハマノさんがツイッタに上げてたセットリストの紙の1曲めに「あじさい」って書いてあった)
しかしやっぱりどうしても思い出せないし、知らない曲名だし謎だったのですが、今回のお披露目で「あっ!」と思ってハマノさんに訊いてみましたらば、
大創業祭で歌うつもりでいたけど歌わなかったことが判明しました!
謎が解明してスッキリ!
よかった、本気で自分の頭を心配していたよ・・・笑

夕闇スコープ

銀色の街
シングル「朝がまた来る」に急遽追加された5曲め。
「朝がまた来る」のリリースツアー目前、東日本大震災がありました。
ツアー中止の英断、当時の「音楽で支援なんてできるのだろうか」という葛藤、
それでも何か、誰かの心の支えになれたら、少しでも役に立てたら・・・という思い。
そんな時にできた歌。
色んな葛藤や不安もこうやって形にして、ずっと手を伸ばし続けているのはすごいことだと思う。私も、この歌に寄り添ってもらって不安が少しやわらいだりした。
音楽の力ってやはりすごいと思う。

Wonderful World


郡司総帥登場!
はじまりの唄
この歌もものすごく好きだなーーー
リズミカルなピアノ。
後ろ向きも前向きも全部詰まってて結果前向きな歌詞。
総帥のカホンの後押しがすごい。
ハマノさんの安心感が目に見えてわかる。笑

演奏に安心感は生まれたものの、MCは苦手な二人。
「今度、MCもサポートメンバー呼ぼうか。チャーリー浜とか」
総帥がハテナマークいっぱい浮かんだ顔で「・・・チャーリー浜」と。
「俺なんでチャーリー浜って言ったんだろう」

呉線


ヒーロー
新曲。
「いつもとはちがう作り方をしてみました。」とのこと。
これは・・・!
ハマノさんが新境地を開拓したぞ!
良い意味でハマノさんっぽくない、ひたすら元気でロックでポップな曲だ。
バンドやりたい!ってツイッタで言ってた曲ですな、
なるほど、バンドで聴いたらさらに良いかも。

でも、ロックンロール調な曲ができたと聞いた時は絶対に「ヒロチカパパのおはよんよんロック」だと勝手に予想してたのにな。「おっはー!」「よんー!」ってコールアンドレスポンスの練習までしてたんだけど(してないけど)予想外れちゃったなー

プリズム
「好きな曲です」と言うハマノさんに「僕も好きです」と総帥。
私も好きー!

斜陽
序盤、ハマノさんの歌とピアノのみ。からの
間奏に入る前、「来るぞ来るぞ来るぞ・・・・」と身も心も構えていたのにもかかわらず
総帥のダンッッ!!って音からの二人での演奏が、息するの忘れるほどかっこよすぎて後ろに倒れそうになっちまった。

最後の青春
斜陽の余韻も冷めやらぬまま、焼き尽くされる客席の僕ら。
ハマノさんは頭ぶんぶん振りまくるし総帥の顔はずっと「イー!」って力入れた口元だったし、
気合い入りまくり。
これもハマノさんソロの代表曲。MCで「自己紹介的な歌です」って紹介する時もあって、こんな自己紹介って名刺を渡しながらゴンゴン頭突きされるようなものだなと思うほどの衝撃だ。

センチメンタル
「自分への応援歌です」
最後の青春で焼け焦げにされた僕らに追い討ちをかけるように轟々に燃えた二人の演奏が襲いかかる・・・・熱い!かっこいい!!けしからん!!!

ヒカリ
2014年2月23日にシングルリリースされた曲。
「ソロ活動最初の頃は自分で歌うなんて思っていなくて、この曲を書いた時にようやく自分で歌い続けようと決心した」的なお話で。
そうか、野狐禅解散から5年間もご自身で歌うことについて考え、迷っていたのだなあ。
知らなかったなあ。
それだけやっぱり「野狐禅」の存在が大きい、との事。
うーん、ヒカリの歌詞の中の「君」について色んな人が、同じ人物を思い浮かべているけど当たってると思う。

私はずっとハマノさんの歌が好きで、初めて弾き語りライブを見た時はちょっと心配してしまった歌だけど、それ以上になにか心を掴んで離さない不思議なパワーがあって
努力と経験を積み重ねながら歌もピアノもどんどん成長してゆく姿はほんとうに励みになってて。

決心の想いが詰まった歌なんだな、だからこんなに1曲の中にドラマがあるんだ。
前にも書いたけど、ハマノさんの楽曲の中ではローアンドローが一番好きだけど、
野狐禅時代の歌ではなくと言われたら、ヒカリが一番好きだと思う。

郡司総帥の出番はここまで。
本編最後の1曲は弾き語りです。

Songwriter
新曲。
ハマノさんのソロ活動10周年の決意。歌うことへの思いなどを綴った歌。
葛藤、決意、感謝、色んな思いが詰まっている。
これ、すごい。こんなに赤裸々な感情をぶつけてくるなんて
敢えて一人で弾き語り。という姿に色んな意味を見出して感動した。
ハマノさんの歌を聴く全ての人へのラブソングだ。
ハマノさんを応援し続けてることに間違いはないと改めて確信した。
なんだか泣いてしまった。また聴きたい。そして早く色んな人に聴いてほしい。

アンコール
節介
「昨日できたばかりの曲です。・・・そういう曲ってたいていスベるんですよね」
遊び心たっぷりで風刺を効かせた歌詞も面白かったけど
カレー味のたいやきくんのように幻の1曲になりそうな・・・

東雲
「今回のライブは敢えて、野狐禅の曲はやらなかったですが・・・」

約束をしよう 小さな約束ひとつ
そこには大それた夢なんて無くたっていい
ただひとつ ただひとつ
それを果たすために歩くんだ
それを結んでゆくために歩くんだ

・・・・
大創業祭や先日の4月26日のライブとはまたちがった「節目のライブ」でした。
でもやっぱり力一杯だったりどこかふんわりしたり、いつものハマノさんでした。
良いライブだったなあ。

拍手[4回]

5月4日に幡ヶ谷36°5で開催されるハマノヒロチカさんの「春のカレー!スーパー感謝祭ワンマンライブ!!」が楽しみで楽しみでブログを書かずにはいられない。

一体何かと言うと、ハマノさんはカレーマニアというかカレー奉行というかカレー王というかカレー狂いというかハマノさんがもはやカレーというか、血液型B型って公表してるけどたぶんブラックペッパーとかバジルとかブーケガルニとかのBだと思うんだ。
で、そのハマノさんが作るカレーの総称が「ヒロチカレー」で、こーれがもう、とても美味しいのですよーー
カレー感謝祭はヒロチカレーを堪能しながらライブを楽しめるという最高のイベントで、過去14回開催されていて、このたび、36°5の11周年記念にあたりワンマンライブになったのであります。

で、ハマノさんの楽曲の素晴らしさは今までさんざんっぱら書いているので、今回は、過去に食したヒロチカレーを振り返ってみようと思ったり思わなかったりしてたのを「思ったり」のほうに気持ちが傾いたので書いた次第。

初めて食べたヒロチカレーは2013.8.31 八王子ぐるままで。
「夏フェスミニ 夏よ、まだいかないで!」というイベントであった。
おそらく元祖ヒロチカレーであるチキンカレーだったと思う。
ハマノさん自ら、砕いた魔法の粉(ポテチ)をかけてくださった。
ドキドキしながら食べた・・・
うーーまーーぁぁあいいいいいぞおおおおおおお!!!!!!!
って叫んだよね、口からビーム出たよね、思わず味皇様になっちゃったよね、
優しみ、深み、とにかく作り手のカレー愛を感じるカレーであった。

私、ヒロチカレーを食べるまで死ねない!と思っていたけど、それが叶うと、こんなに旨いカレーがこの世にあるうちは死ねない!と思ったのだ。

2015.5.16
淵野辺17cafe 弾きカタリバvol.9〜カレーなる夜〜
さつま鶏のバターチキンカレー
平原けんご君のカレーと17cafeのカレーとかざみどり諸氏の特製ラッキョと福神漬けとともに。
お客さんがお皿持って列に並んで、出演者自らカレーをかけてくださる給食みたいなスタイルで面白かったなー。バターチキンカレーは優しい味で、食べ進めていくとお腹の中がどんどんポカポカに温まっていった。今回もポテチトッピング。
この日のライブはマイクなしの生声で聴けた貴重な回でもあった。

2015.11.27
下北沢BAR CCO
カワサキプロ企画「元カレー?今カレー?未来カレー!!」
牛豚の合挽き肉のキーマカレー
丁寧に炒めてある玉ねぎ、トマトのフルーティーさ。トッピングはカシューナッツ。
合挽き肉の旨味とトマトの酸味がうまく絡み合って、フルーティーで美味しかった。

2016.1.9
幡ヶ谷36°5 冬のカレー感謝祭
大根とニンジンのキーマカレー
カレー感謝祭の第2回目。
年末年始忙しかった胃袋を労わるような優しいカレー。
具はヘルシーで優しく、しかし、あとからちゃんとじわじわくるスパイスで体ぽかぽかに。
カレーと大根って相性イイんだなー!ってびっくりした。
この日は自分の誕生日で。誕生日にハマノさんの歌だけでも嬉しいのに、ヒロチカレーまで堪能できる!!という、自分的むちゃくちゃ思い入れのあるヒロチカレー。ずっと内緒にしてたけど、当時、この日のヒロチカレーの写真でキーホルダー作ったんですよ。そんなに嬉しかったか。嬉しかったんだな。嬉しかったんだい。その情熱をどこか別のところで使えばいいのにと自分でも思う。

2016.7.31
幡ヶ谷36°5 夏のカレー感謝祭
夏野菜のチキン・ド・ビアザ
チキン・ド・ピアザの「ド」は「2」、「ピアザ」は「玉ねぎ」という意味。
2種類の玉ねぎを使ったチキンカレー。
じっくり炒めたみじん切り玉ねぎ、シャキシャキ感が残るくし形切り玉ねぎ、ズッキーニ、ナス、トマト、赤いパプリカ、黄色いパプリカ…
野菜たっぷり、食べ応えのある一皿でした!

2017.8.6
幡ヶ谷36°5 夏のカレー感謝祭2017
炎のおっ3カレー
この日の出演者おっさん3人(ハマノさん、井上ヤスオバーガーさん、タマキングさん)をイメージした、3種類のカレー盛り合わせ。
チキンとトマトのカレー
ヒロチカレーといえばこれ!のイメージ。フルーティーでスパイシー。
牛豚合い挽肉のキーマカレー
ヤゲン軟骨のカレー煮込み
ピリッとしたアクセント。
出演者のイメージ通りなヘヴィで暑苦しい一皿に、ハマノさん特製玉ねぎとトマトのアチャールも付いてて、これがすごい爽やかで。
自分的1年ぶりのヒロチカレーになってしまったけど相変わらずの美味さ!

2017.10.20
幡ヶ谷36°5 秋のカレー大感謝祭2017
バターチキンカレー
平原けんごくんのカレーもあり、ライブにはかざみどりも出演、
淵野辺17cafeでのカレーイベントを思い出して嬉しくなった回。

2018.1.6
幡ヶ谷36°5 冬のカレー感謝祭2018
野菜とチキンのスリランカ風カレー
キャベツとほうれん草が入ってたかな
きんもちさんのカレーをカバーした作品。カバーカレー
和風っぽいようなインドっぽいような不思議なカレー。
サラサラしたスープはスパイスがしっかり効いてて、野菜メインだからお腹にやさしく。
ターメリックライスなのが嬉しかった。
作品のカバーって、これまでの経験や知識と分析力と想像力がないとなかなかできないと思う。
てか、ハマノさんどんだけカレーのレパートリーあるんだろう・・・ハマノさんのカレー引き出しの多さたるや・・・と改めて思った一皿。

2018.4.1
幡ヶ谷36°5 春のカレー感謝祭2018
きんぴらキーマカレー
ニンジンと牛豚合い挽きキーマカレーに、レンコンとゴボウの根菜チップスと白ごまをトッピング。
根菜のしっかりした歯ごたえ、とくにゴボウの風味がとても良いアクセントになってて大変美味しかった。
ハマノさんは根菜好きの根菜推し。

2018.8.5
幡ヶ谷36°5 夏のカレー感謝祭2018
梅シソカレー スタッフユカさんのキーマカレーとコラボ
これは斬新!
夏バテも吹き飛びそうな力強さ、しかしながらとても優しい味。
梅干しとトマトの酸味をしっかり感じつつも酸っぱくない絶妙なバランス。
そうめんとかつけ麺とかでも食べてみたいなあと思った。
自分でも作ってみたけど、この「酸っぱくならずに」というバランスが難しい。
ヒロチカレーをオマージュするたびにハマノさんの凄さにコテンパンにやられる。

2018.9.16
西荻窪ARTRION
平原食堂×山口土下座企画「ガハクカレーの逆襲!vol.4
スリランカ風野菜カレー
きんもちカレーのカバー再び!
土下座さんのカレーとけんご君のカレーも。食べ放題。夢みたい。
終演後、少しだけ残ったカレーをハマノさんが持ち帰ろうとタッパーに入れてあったのを強奪(いえ、お願いしてみたら「食べ放題だしねー、いいですよー」と譲ってくださった・・・ありがたや・・・)
翌朝、改めていただいたらばさらにさらに美味しくなっていた・・・!
二日目のカレーが美味しいと言うのは一般常識だけど、ヒロチカレーも例外ではなかった。
いつか、今までのヒロチカレーをリバイバルして一晩寝かせた「二日目のヒロチカレー」でカレー感謝祭もう一周してみるのはどうだろう
余談だが温め直す際に、自分のカレー用フライパンに入れて弱火でじわじわ温めたんだけど、家中に広がるスパイスの香りがプロの匂いで、あと、「うっ・・・うちのフライパンにヒロチカレーが!ヒロチカレーが!!」というまるで神が降臨したかのような大騒ぎと感動と「このフライパンを一生洗いたくない」という、憧れのアイドルと握手した時のようなふわふわきらきらした気持ち、なんというかほんとにものすごくピュアな気持ちになった。今まで忘れていたよこんな気持ち。ありがとうヒロチカレー。

2018.11.18
幡ヶ谷36°5 秋の特大カレー感謝祭2018
Sチキンカレー&Gキーマカレー
元祖ヒロチカレーのチキンカレーと(なんでSカレーなのかはそれぞれの解釈があったようですが私的にはスペシャルのSかな)、郡司総帥の中華風カレーと、スタッフゆかさんのアチャール
すんごい贅沢な一皿!
安定のヒロチカレー(安定と言ってものすごい高い位置で安定している)と、総帥作の麻婆豆腐みたいな不思議な中華カレーとのバランスが面白美味しかった。
カレー感謝祭3周年。
イベントのオープニングでいままでのヒロチカレーの振り返りトークが面白かった。

2019.1.13
幡ヶ谷36°5 冬のカレー大感謝祭2019
ほうれん草とトマトのサグチキンヒロチカレー
ほうれん草の甘味、トマトの酸味、鶏のジューシーさ、チーズスナックのサクサク感。
全てにおいて抜群のバランス。
むちゃくちゃ美味しい!優しいけどがっつりスパイシーで奥深い。
まるでハマノさんのようだ!
今まで食べたヒロチカレーの中で2番目くらいに好きかも!!
また食べたい!!

さてさて、
振り返ってみると、「美味しい」は大前提で、
「優しさの中に感じる力強さ、スパイシーさ」「バランスがいい」「奥深い」「溢れるオリジナリティ」なヒロチカレー。
さっきも書いたけど、まさしくハマノさんご自身を現しているような(料理って人柄が出るんだなあと最近つくづく思う)
やはり冒頭で書いた「もはやハマノさんがカレー」という感想も間違いではない気がする。


そんなわけで。私の心と胃袋を掴み続けるハマノさんの、歌もピアノもカレーも五臓六腑にぐぁっとガツっと沁み渡りまくること間違いなしのこのライブ、是非とも!

5月4日(土)
東京/幡ヶ谷 36°5
東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-1 平沼ビル2F
「春のカレー!スーパー感謝祭ワンマンライブ!!」
OPEN11:30/START12:30
前売¥2500/当日¥3000(別途1D)
出演:ハマノヒロチカ、郡司顕吾(perc)
※春のヒロチカレー「祝令"和"カレー」販売します!

幡ヶ谷36°5

拍手[2回]

※3/1 追記と修正しました。
だいぶ長文になりました。

ハマノさんの大創業祭行ってきました!
※ハマノさんがTwitterに上げてくださった手書きセットリスト画像をカンニングしながら、レポというか覚え書きというかただの感情駄々漏らしのしょっぱい感想文です。
今のうちに謝っておきます。ごめん。

2019/02/24 西荻窪 ARTRION
ハマノヒロチカ生誕42周年&芸能生活10周年記念「大創業祭」

出演:ハマノヒロチカ、郡司顕吾(perc)、井上大地(g)、タンク佐々木(g)、高橋亨典(b)

今年はソロ活動10周年という節目の大創業祭!
いやはや、いやはや・・・
またもや私の中での「ハマノさんの最高のライブ」が上書きされた。
いつも素晴らしいのだけど、今回は殊更すごかった。
ハマノヒロチカ、おそろしい子・・・!

第1部
ハマノヒロチカ、郡司顕吾(perc)、井上大地(g)

おお!最初から3人で!なんとなく予想外!

・春夏秋冬
初っ端から盛り上がる!!

・朝がまた来る
今日、目が覚めた時に、わあい!朝が来た!大創業祭だ!嬉しー!ってこの歌頭の中ぐるぐるしてた!笑
2010年の6月25日のライブで「できたばかりの歌です」って初めて聴いた時から、私の背中を押してくれる歌。大地くんと総帥のサポートってほんとに心地よい。絶大な信頼関係。

じゃあ一旦ここで、と2人をステージから追い出し(追い出し?笑)
ハマノさん弾き語りです。
「今日は2部制でやりますが、1部では昔の曲をメインにやろうかと」

・あじさい
ごめんなさい。なんてこった。
セトリの紙に書いてあるのですがどうにも思い出せないです・・・

・桜
おおおー!大好きなやつー!
切ない、声やさしい、メロディきれい。

・夕闇スコープ
ソニンさんのカレーライスの女のオマージュ曲(←豆知識)
これ、仕事で疲れ切った夜とか急に聴きたくなる。
明日になったらまたどうせ頑張らなきゃいけないんだし今日はまあとりあえず休んでもいいよね、って気持ちほどける。
そしてハマノさんの曲って間奏もいちいちステキなんだよなあ。

「普段の30分くらいのライブでは歌わない歌を、今日はやろうと思ってて、と
・東雲

これも大好きなやつーー!
普段リクエストしてもほとんど叶わない。

野狐禅時代の曲の中でも、自分の歌じゃないみたいというか、どちらかというとワンアップの人が歌う曲かなあと思ってて」的なお話。ワンアップの人。笑
以前「自分の歌じゃなくて野狐禅の歌かなと思って」とおっしゃっていた事があるのですが、以前歌ってもらった時よりも一層ハマノさんの歌になっててめっちゃ感動した!
いい曲だ!!

・斜陽
沈みゆく太陽に自身を重ねたりして、しんみりしてそうなんだけど違う。
前にも似たような感想書いたけど、太陽って海に沈む直前、水面の上で一瞬、海と一緒にすんごい真っ赤に燃えるんだよ。
この歌を聴くとその瞬間を思い出す。
息するの忘れてしまうくらい、壮絶なラブソングだ。
ピアノの迫力もすごい。間奏の説得力。
歌い終わって最後のバーーン!!て鍵盤を全力に叩くとこ、わかっててもびくっとする。
(いつもと違う音に聞こえたけど気のせいかもしれない)

・ローアンドロー
今まで歌い続けてきたこと、自分が作ってきた道、みたいなお話のあとだったので、涙腺崩壊しまくり。ほんっとに大好きな歌。
ハマノさん、これからもハマノさんが作ってきたハマノさんの道をずんずん進んでいってほしい。

・古い日記帳
お蔵入りにするかもとおっしゃっていた事があるけど、したらイヤです。
歌詞がギラギラしててカッコいい。
号砲という歌詞から、よう挑んだを思い出して、よーいドンとスタート切りたくなる歌
♪古い戦友の声が聞こえる〜
のあとに AH〜って歌うとこが今までのハマノさんにはない感じの昂りを見せてくれる。

・最後の青春
今日の最後の青春はこれまた轟々と燃えていた!!
焼き尽くせーー!!!
もう、焦げ焦げだ!!!
弾き語り部門にこの曲を持ってきたのは意外な気もするしナルホドという気もする。
初めてこの歌を知ったのはハマノヒロチカラヂオ。ハマノさんが歌詞を読み上げていた。
なんて大変な歌なんだろうと思った。オンエアされたライブ音源は別の人が歌っていた。
今は定番曲だけど、「弾き語り」でやるようになるまで、色んな努力をされてきた。
この曲はほんとに、1曲の中にハマノさんの歴史を感じる。

それにしても
1部でこんなに燃えちゃっていいのかしら 
ペース配分間違えてないかしら?!

・君の瞳は何を見てるの
そりゃここにいる会場のみんなハマノさんを見ていますよ!
これも普段はリクエストしてもあんまり歌ってくれないので聴けて嬉しかった。
歩いてゆこう〜が最後は走ってゆこう〜になるあたりが、走り出したくてウズウズしてきちゃった感が好き。

で、別にペース配分は間違えていないそうで、第1部終了。
このあともまだまだ続くなんて、なんて幸せなんだ、大創業祭。

〜つづく。

〜つづき。

第2部

ハマノヒロチカ、タンク佐々木(g)、高橋亨典(b)
仙台ハマノヒロチカバンドのお二人が登場!

・はじまりの唄
第1部はこれまでの振り返りみたいに感じたから、
第2部の1曲めがはじまりの唄で、すごくすごく、わあーと思った。
Wonderful Worldのレコ発ライブ1曲めで初披露だった。

「ここから始めるとしよう」
というサビに至るまでの歌詞が、これまでの古傷や感傷を忘れて捨てちゃうんじゃなくて、そういうのぜんぶちゃんと飲み込んで養分にした上で、
「ほどけた靴紐を結んで 身体を軽く伸ばせ
 焦がした呼吸を整えて 顔を上げ 少し笑え」
この、走り始める前の準備運動的な歌詞からの「ここから始めるとしよう」は、
急に走らなくてもいいんだよって言ってもらえてるような、ハマノさんの優しさが見える。

・夏にサヨナラ
仙台ハマノヒロチカバンドといえばこれ!
ハマノさんは何度も背後のメンバーを振り返ってニッコニコで、3人ともめっちゃ楽しそうだったのが印象的。
溢れる疾走感が気持ちいいなーーー2曲だけって言ってたけど、この3人で他の曲も聴いてみたいなあ・・・・と思っていたら、会場のみんな同じ気持ちだったのでしょう
本編の途中でアンコールの拍手が沸く事態に!!

〜アンコール
・青春ゴーズ・オン
言わずもがなの名曲で盛り上がった!!!!
初めて生で見たタンク佐々木さんと高橋亨典さん。
このお二人を信頼し切ったハマノさんは本当にのびのびと歌ってて。
良いバンドだ!
お二人の音をもっと聴いてみたくて、Rooster CallのCDを買ってみたよーー!
会場をアツアツに温めて、お二人退場。

そして再度、総帥と大地くん登場!

ハマノヒロチカ、郡司顕吾(perc)、井上大地(g)
お互いを熟知し合っている、これまた最強に最高の3人!

・アクアライン
ハマノさんのライブに行ったことない時は歌無しバージョン(CD)しか聴いたことなくて、収録されてる「黎明」の中では表題曲の次に好きで、とにかくメロディが綺麗。
初めてライブで歌を聴いた時は本当に感激したものです。

・わらべうた
昭和の世界っぽいモノクロの街に連れていかれる感覚。
総帥のカホンがほんとにカッコイイ。
間奏のピアノソロがすごい好き。
なんかの漫画で、暗闇の中でシーツを着た男の子が踊るシーンがあるんだけど、なぜかその光景が目に浮かぶ。モノクロの世界の中を、綺麗で不思議なものがキラキラ飛び跳ねてる感じ(すごいわかりにくいこと言ってるけど言っておきたかった)

そして
「唯一のブルースナンバーです!」
「大地くんナシでは成り立たない曲」
・踊るマハラジャ
たしかに!!!!
大地くんのギターほんっとにカッコイイ。
大地くんの生シャウト「オールスパーーーーイス!!!」聴けた!!!笑
スパイス羅列するあたりは「井上大地ーーーー!!!」って言って盛り上げてたかな、赤いパプリカ黄色いパプリカは登場しませんでした。笑
初披露の時には「もうやらない」って言ってたのにお蔵入りにならなくてほんとうによかった!!

・雨
・呉線
・プリズム
・センチメンタル

着いた席の都合でお客さんの背中しか見えなかったんだけど、
姿が見えなくてもイイ
最高の音がここで鳴っているのは確実な出来事で
この場に居られるだけで幸せだなあって
ハマノさんの歌、ピアノ、それを後押しする総帥と大地くんの力強さ
最強で最高の3人
会場の雰囲気、お客さん
全て気持ちよかった。

・ヒカリ
ハマノさんの楽曲の中でローアンドローが一番好きなんだけど、
野狐禅時代の歌ではなく、と言われたら、ヒカリが一番好きかな

「どうしても消せない 胸の鼓動を 足音に変えて
 現在を刻んだら 歩き出せるんじゃないかな」
ここ、ほんとに好きなとこ。
斜陽もなんだけど、歌詞はやさしいけど歌声とピアノがぎゅっと力強くなる部分

〜アンコール
・オレンジ
「大丈夫だよ ちゃんと頑張っているじゃない きっと繋がっていると思うよ」
この歌にも何度、頭を撫でてもらったことか!!

ハマノさんのこれまでの頑張りと繋がりをしっかり見届けることができた大創業祭。
野狐禅時代のキャリアをカウントせずに「10周年」とした意味、
何かの変な意地なのかなあと思ったけど、
野狐禅時代のこともすんごい大事に想ってて、
だからこそ、ハマノヒロチカとしての10周年なんだなあと感じた(うまく言えないけど)

ハマノさんのこれまで築いてきたものへの感動と
これから築いてゆくものへの期待
色んなものが凝縮されたほんとうに良い大創業祭でした。
ハマノさんの音楽。
心が折れそうな時、気持ちがぺしゃんこになりそうな時、なにか頑張ろうとしている時、
いつも心の添え木になってくれる。
音楽なんてもっと、気楽に気軽にさらっと聞き流せて楽しんだらいいんじゃないかな、とも思うんだけどな。聞き流したくない、聞き流せない音楽なんだよなあ。

ハマノさんの音楽、ハマノさんが出会わせてくれた音楽、
どれもこれも私の宝物で、これからも大切にしていきたいなあと思います。
ハマノさん、音楽をやっていてくれてありがとう。

改めまして、お誕生日&10周年おめでとうございます。

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プロフィール
HN:
数字9
性別:
非公開
自己紹介:
神奈川在住。
色んな音楽に出会うことに喜びを感じながら、ゆるゆる生活する日々。…でしたが

2010年10月、夫が「ヘマンジオペリサイトーマ」という脳腫瘍で倒れ、摘出手術に成功したものの、高次脳機能障害と視覚障害のため、リハビリの真っ最中。
がんばってます。

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