久しぶりに、ブログを書きたい衝動に駆られるライブを見た！！

ハマノヒロチカ「最後の青春」レコ発ワンマンライブ
（6月16日(日)@下北沢 ムムリック・マーフィー）
注意）レポというより、個人的感想をずらずらっと書いたモノです。
とても長いです。

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※覚えている事、思い出したことをつらつらと書いていきます。
記憶違いなどあると思いますが、ご容赦ください。

2013.6.12に発売した「最後の青春」のレコ発ライブ、初のソロワンマンということで、お祝いに行ってきました！

オープニングアクトは川村ケイタ君！！
通称「けいぴょん」はギターの弾き語りです。
けいぴょんがゲストで出ると決まった時、ハマノさんが「けいぴょんに仕返しされる…」と言っていたのを思い出し、開演前のけいぴょんに訊いてみると、
以前、けいぴょんの前座でハマノさんが出演した際に
「いやぁ…。物心ついた時から、テレビで見ていた川村ケイタさんの前座ができるなんて、光栄です！！」などとMCで言われたらしいw
その仕返しを企んでいる様子のけいぴょんw

で、ごめんなさい！けいぴょんのセットリストがわからないです。
「まほうの夜」これが聴けて嬉しかった！！！！
たぶん、１年半ぶりくらいに観たのだけど、けいぴょん「艶」が出てきた！！と思った。
やんちゃなイメージから、大人の男のイメージに。
２９歳のフェロモンか。ちょっと色っぽくなった。

けいぴょんを初めて見た時と、ピストルさんのライブを初めて見た時の感想が同じなんだ。
「ギターって歌うんだ！！」
楽器として鳴っているギターというより、
歌い手さんと一緒に歌うギターだ、と思った。

MCでは「今日のハマノさんは、カレーの話と宮古島の話をしたらいけない、ということになってます！」と仕返し。
ハマノさんとけいぴょんは、かれこれ３年くらいのお付き合いだそう。
このお二人に本夛マキちゃんを加えた「ハマキノケイタ」がとても素晴らしく「キ☆セ☆キ」という曲が、めちゃくちゃ素敵なのです。

けいぴょん「最後の青春のジャケットでハマノさんが持っているトイピアノは本夛マキさんの物です。
そして、裏ジャケットでかぶっている帽子は、ボクのです…！」
わはははは。さりげなーく、ハマキノケイタの結束が見えた！

会場をほこほこにあたためてくれたけいぴょんに拍手を送り、
いよいよ、ハマノさんの出番です。

Drop Music FestivalのTシャツの上から白いシャツを身につけ、登場です。

●さよならサンセット
いつものオープニング。
いきなりガツンと始まるのではなく、やさしくやさしく浸透してくる感じが心地良いです。

●君を待つ
聴くの初めてかも？？

●ピアニシモ
「黎明」というミニアルバムに収録されていますが、それには歌が入っていないので、この曲の歌を聴けるのはライブだけなので、何か、新鮮です。

●春夏秋冬
●遠い日の少年

●夕闇スコープ
演奏したあと「暗い曲ですよね」と。

●朝がまた来る
３年くらい前、宮古島で書いた曲。
野狐禅を解散してからようやく、吹っ切れたものがあった。そんな時に書いた曲だそうです。
そう！この曲の初披露に私は立ち会っております。
その時の私のライブレポ→ 2010.6.25
CD屋を辞めて、色んな事がイヤんなっちゃってる時だ。ものすごく背中を押してもらったんだ。
親方が倒れてなかなか意識が戻らなかった時にも、親方の「朝」を信じて、枕元でこっそり歌ったりしてた。
ハマノさんが宮古島で何かを掴んで書いた曲は、私も何かが掴めそう…そんな光を与えてくれる曲。

●アクアライン
●約束
●不眠症

●ローアンドロー
長年生きております私の人生の中で「２番目に好きな曲」です。
「お母さんが死んだら葬式のBGMに使ってくれ」と子供達に伝えている…
自分が旅立つ最後の瞬間まで持って行きたい…それくらい好きな曲なんだ。
とても乱暴に感想を言うと、ものすごくみっともない歌詞だなあと思う。
カッコつけない赤裸裸な力強さが、カッコイイ。
いつだかのMCで「這いつくばっている自分を書いた」的なことをおっしゃっていた。
這いつくばったっていいじゃないか！
それはまるで、砂を掴んで立ち上がる勇者のようではないか…！
野狐禅のはもちろんのこと、ハマノさんが歌うローアンドローも大好きなんだ。
途中のピアノソロがとても好き。

●最後の青春
最初のうちは「弾き語りでやれる曲ではない」と、バンドの時にしか聴けなかった曲！
たしかに、バンドの疾走感の中で歌うのが似合う曲なのかなーと思っていたけど、そんなことない！
弾き語りでも激しく燃えていくハマノさんに釘付けだ！
溢れて止まらない言葉と音の洪水。溺れるーーー。

●プリズム

●オレンジ
井上大地さんの登場です。
ハマノ「今まで自分に向けた曲ばかり書いていたけど、最近になって、外に向けてメッセージを発信するような、応援ソングを書くようにもなった」と。
今までは自分の中にある葛藤やらなんやらを、負けるもんか！という気持ちで書くことが多かったそうで。
この曲、歌詞がとても短いのだけど、ぎゅっっっと凝縮されていて、しみる。
誰かに「大丈夫だよ」って言ってもらえると安心するよね…。

井上さんのギター、とても好きだなあ！
コロニー落としでしか見たことなかったから、オモシロ系の人だとばかり思っていた。
ブルースセッションなどの活動もされているそうなので、ブルースが大好物な私はこれまた興味津々なのであります。いつかライブに足を運んでみよう！

〜本編終了〜

※アンコール
●オトナニナレズニ
わーーー！！この曲が聴けるとは！！！
コロニー落としのオリジナル曲です。
ハマノさんが今まで座っていたカホンを「ちょうどここにカホンがあるから、よかったら」と、客席にいた郡司総帥に渡し、飛び入り参加！
座る物がなくなったので、立ち上がって弾くハマノさん。ピアノの前にカホンを置いて座る総帥。
立ち上がったことにより、マイクの位置を調整。が、演奏の途中でマイクがぐらんぐらんに！
演奏中だからマイクを直せずあわあわするハマノさん！
ローディー魂で左手でマイクを直しながら、右手はミュージシャン魂でカホンを叩く総帥！
ニヤニヤする井上大地さん！
ひたすらマイクスタンドを支える最前列のお客さん！
（このアクシデント、たった数秒の出来事ですけどね…w）

スーパーマリオの音楽になった時は、会場がさらに沸いた！
はー面白かった…

●黎明

※ダブルアンコール
●青春ゴーズ・オン
ダブルアンコールは予想外だったようで、「ええええ！！ほんとに！！？？」と言いながらステージに戻り「んんんと…」と考えてからの演奏。
途中で井上大地さんも乱入、客席からも歌声が聴こえてきて、ハマノさんもとても楽しそうで。
大盛り上がりのうちに、終わってしまいました！


■その他
「ハマノ！」と野太い声援が入るなど、終始、あたたかいムードのライブでした。

終演後、セットリストの紙を頂戴してきました。
ハマノ「今日はワンマンだから、気合いを入れて、ワープロで…いや、パソコンで、印刷してきました！」とMCで。



○「フリートーク」の時間。
ハマノ「セットリスト見ると、フリートークってなってるんですけど…俺、なんでフリートークって書いたのかなあ…何話そう…（困）」
私「ツイッターで、クイズ出してた…」
ハマノ「おお！！ナイスパスありがとうございます！！」

＞【最後の青春ウラバナシ1】普段からカレーカレーうるさいハマノヒロチカですが、意外にも？カレーが歌詞に入った歌は無し。ですが、とある有名なカレーソングへのオマージュが含まれている曲が一曲あるのです。さて、いったいどの曲かわかるかな？

↑これの答えをいただきました！
ハマノ「アルバムって、１曲くらいフザケた曲があるじゃないですか」
客：無反応
ハマノ「あれ？１曲くらい…ありますよね？
あれっ、今日はワンマンだから味方ばっかりなはずなんだけどな…（笑）
それで、今回のアルバムも、１曲くらい、カレーの曲を作ってみようかな、と思ったんですよ。
でも…『♪俺はカレーマン！』とか歌うのもどうかと思いまして…そんな曲にはしないですけど…
『ああ、この人こんなにカレーに毒されてる』って思われるのも…」

ハマノ「カレーソング界を代表する曲って色々ありますよね。
一番上がエンケンさんで…社長は大槻ケンヂさんで…社員？はくるりさんで…
で、オマージュしたのが、大好きなソニンさんの『カレーライスの女』です。
カレーソング界の美人秘書です（笑）
さっき歌ったばっかりの『夕闇スコープ』がそうです。」

なんだかもう、カレーソングの話が色々と面白過ぎて（「俺はカレーマン！イエイ！」とか歌ったのがだいぶ面白かったw　これ、ぜひとも曲を作ってほしいですが…だめですかそうですか）
みんなゲラゲラ笑ってて、そんな状況のまま
ハマノ「次、マジメな曲なのにーーーw」と言いながら「アクアライン」の演奏でした。

○すんごい水飲んでた！！
○どこだったか、３曲連続でやるはずだったところを、２曲おわったところで水飲みタイム。
ハマノ「ハイ、３曲続けてやったテイで次の曲（３曲目）いきます！」

○ハマノ「野狐禅解散から４年、３６歳でインディーズデビューするとは思わなかったなあ…
人生なにがあるかわからない、皆さんだって、４年後にアルバム出してワンマンライブやるかもしれないですよ！その時はここ、ムムリック・マーフィーで！」

○郡司総帥は、私のお隣の席に着いていらした。コロニー落としのリーダーでありドラマー。
野狐禅のローディーさんだった人。
お客なのに、「俺どうしてここに座っちゃったんだろう」って言いながら、ハマノさんのマイクや譜面台の微調整をやっていたw
ハマノさんに「俺より目立たないでネ」と言われていた。

○井上大地さん、初めてハマノさんに会ったのはコロニー落としで。
井上「野狐禅を知らなかったんですけどね。コロニー落としで会って…その次に見たのがDJヒロチカで、そのあとはカレーでテレビに出てるし、なにやってる人なのかなあ…と思ったら…ミュージシャンだったんですねえ。」
ハマノ「５年経ってやっとわかった！？（笑）」
井上さんはハマノさんのことを「はーさん」と呼ぶのがかわいいです。

○よく見る光景なのですが、次の曲に移る時に、譜面の入った分厚いファイルをペラペラめくります。
右方向に全部めくって、次は左方向に全部めくって…
あれっ？次の曲の譜面がないー。
セットリスト順には入れていないそうです。なにかこだわりがあるのでしょうか？
しかし、ファイルぺらぺらも、MC中にマイクスタンドをコネコネいじる様子も、かわいいので大丈夫です。


さてさて…取り急ぎ、思いつくまま書いてみました。
レポというよりも個人的感想の羅列ですが^^;;

今夜のハマノさんは、なにか、いつもより気迫があった。
今夜のムムリック・マーフィーには、音楽の神と笑いの神が降りていた。
あの空間にいられた幸せをかみしめ、また頑張ろうと思います。

ハマノヒロチカさんの音楽に、出会えてよかった。
自分の体温に近いあたたかさの、血が流れている。そんな音楽。

そうそう、歌もピアノもうまくなっている。
「声」に筋力がついてきた感じというか…何より、ご本人の自信が見える。
努力した物が確実に身に付いている。
どこまで伸びてゆくのだろう。面白くて仕方ない。
これからの活動も、楽しみで仕方ない。

また何か思い出したら、書き足すかもしれません。
長くて気持ち悪いw文章にお付き合いいただき、ありがとうございました（ぺこり）

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