つかんだ砂は投げつけてやれ
「親方」というカテゴリを追加しました。
親方の病状など記録していけたらいいなとおもっています。
前回の日記で病名を書いたため、検索でアクセスしてくださる方がちらほら…
専門的なことはなんにもわからないしお役に立てるかどうかわかりませんが…
暇を見て少しずつ、経過報告的なものを綴っていこうと思います。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
数日前から、頭痛を訴えていた。
2010.10.1(金)
朝5時半頃トイレで倒れる。少し嘔吐。
受け答えも割とはっきりしており、しばらくすると自力で布団に戻ったので、風邪かなにかかしら?と思い、一日寝かせる。
トイレに起きるほかは、昏々と寝ていた。
ポカリを少し飲んだほかは何も口にしていない。
10.2(土)
バイトから帰ってもまだ寝ているので、いくらなんでも寝過ぎだろうと不安になり、最寄りの総合病院に電話。土曜日なので診察拒否。救急案内の番号を教えてもらう。
電話をして様子を話すと「救急車を要請してください」と言われ、119。
救急隊員の質問に割とはっきり答え、一番つらい症状は?との質問に「めまい」と答える。救急車まで自力で歩く。
救急車は大袈裟だったかなあ…と思ってしまうほど、隊員の方が「じゃあ…めまいがするってことで、とりあえずいちおう搬送しちゃいますかねえ(笑)」という雰囲気だった。
CTとMRIの結果「脳内出血している」と言われ、緊急入院。ICUへ。
左の前頭葉に大きな出血と、急性水頭症がみられると。
何が原因かわからないまま手術をするのはかえって危険なので、週明けに精密検査をしてから決めましょうとのこと。
10.4(月)
造影剤を使った、脳血管撮影。
肘からカテーテルを入れ、肩を通り頚部の血管まですすめ、レントゲン撮影するというもの。
結果、大きな出血に見えたものは5センチ大の腫瘍だった。
その腫瘍を包み込むように、たくさんの細い血管が発生し(本来は存在しない血管)その一部が出血したらしい。
大変大掛かりな手術になるため、念入りな準備が必要とのことで、木曜日に手術することになった。
検査を終えた親方は、変ないびきをかいて眠っていた。
とても気になる、へんないびき…。どうも舌の位置がおかしい気がするので看護婦さんに聞いてみるが、大丈夫ですよ、と。
家に帰る途中、ICUから連絡。すぐに病院へ戻るように。
検査のせいなのかどうか、突然の容態悪化。
水頭症が進んで脳圧が上がり、瞳孔が開いているとのこと。
舌はやっぱり、普通より中(奥)に入っていた。
脳内の水を抜くための「脳室ドレナージ」という手術を急遽することになる。
頭の皮膚を切開して、頭蓋骨に穴をあけ、チューブを入れて水分(髄液)を排出する。
そして…
この処置で嫌な急展開…
髄液がなくなったせいか、ここぞとばかりに新たな出血出血出血!
脳の中はあっちゅーまに血の海に。
木曜日にやるはずだった手術を、今すぐやります、と。
ただ、木曜日までに準備しようと思っていたいろんなものが今はない状態なので、そのへんはご了承くださいと…。
とにかく今は一刻を争う状況。
そして、
「手術中にお亡くなりになる可能性が極めて高いです。お知らせしておきたい方がいたら、今のうちに…」と言われる。
17時半、手術開始。
23時半、手術終了。
とりあえず、一命は取り留めた。
腫瘍も無事に摘出できた。
緊急だったわりには、完璧に近い手術ができたと思う、と。
先生を信用し、この日は帰ることに。
親方を苦しめた腫瘍の正体は?
詳しいことがわかるまで、かなりの日数がかかったのでした…。
つづく。
親方の病状など記録していけたらいいなとおもっています。
前回の日記で病名を書いたため、検索でアクセスしてくださる方がちらほら…
専門的なことはなんにもわからないしお役に立てるかどうかわかりませんが…
暇を見て少しずつ、経過報告的なものを綴っていこうと思います。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
数日前から、頭痛を訴えていた。
2010.10.1(金)
朝5時半頃トイレで倒れる。少し嘔吐。
受け答えも割とはっきりしており、しばらくすると自力で布団に戻ったので、風邪かなにかかしら?と思い、一日寝かせる。
トイレに起きるほかは、昏々と寝ていた。
ポカリを少し飲んだほかは何も口にしていない。
10.2(土)
バイトから帰ってもまだ寝ているので、いくらなんでも寝過ぎだろうと不安になり、最寄りの総合病院に電話。土曜日なので診察拒否。救急案内の番号を教えてもらう。
電話をして様子を話すと「救急車を要請してください」と言われ、119。
救急隊員の質問に割とはっきり答え、一番つらい症状は?との質問に「めまい」と答える。救急車まで自力で歩く。
救急車は大袈裟だったかなあ…と思ってしまうほど、隊員の方が「じゃあ…めまいがするってことで、とりあえずいちおう搬送しちゃいますかねえ(笑)」という雰囲気だった。
CTとMRIの結果「脳内出血している」と言われ、緊急入院。ICUへ。
左の前頭葉に大きな出血と、急性水頭症がみられると。
何が原因かわからないまま手術をするのはかえって危険なので、週明けに精密検査をしてから決めましょうとのこと。
10.4(月)
造影剤を使った、脳血管撮影。
肘からカテーテルを入れ、肩を通り頚部の血管まですすめ、レントゲン撮影するというもの。
結果、大きな出血に見えたものは5センチ大の腫瘍だった。
その腫瘍を包み込むように、たくさんの細い血管が発生し(本来は存在しない血管)その一部が出血したらしい。
大変大掛かりな手術になるため、念入りな準備が必要とのことで、木曜日に手術することになった。
検査を終えた親方は、変ないびきをかいて眠っていた。
とても気になる、へんないびき…。どうも舌の位置がおかしい気がするので看護婦さんに聞いてみるが、大丈夫ですよ、と。
家に帰る途中、ICUから連絡。すぐに病院へ戻るように。
検査のせいなのかどうか、突然の容態悪化。
水頭症が進んで脳圧が上がり、瞳孔が開いているとのこと。
舌はやっぱり、普通より中(奥)に入っていた。
脳内の水を抜くための「脳室ドレナージ」という手術を急遽することになる。
頭の皮膚を切開して、頭蓋骨に穴をあけ、チューブを入れて水分(髄液)を排出する。
そして…
この処置で嫌な急展開…
髄液がなくなったせいか、ここぞとばかりに新たな出血出血出血!
脳の中はあっちゅーまに血の海に。
木曜日にやるはずだった手術を、今すぐやります、と。
ただ、木曜日までに準備しようと思っていたいろんなものが今はない状態なので、そのへんはご了承くださいと…。
とにかく今は一刻を争う状況。
そして、
「手術中にお亡くなりになる可能性が極めて高いです。お知らせしておきたい方がいたら、今のうちに…」と言われる。
17時半、手術開始。
23時半、手術終了。
とりあえず、一命は取り留めた。
腫瘍も無事に摘出できた。
緊急だったわりには、完璧に近い手術ができたと思う、と。
先生を信用し、この日は帰ることに。
親方を苦しめた腫瘍の正体は?
詳しいことがわかるまで、かなりの日数がかかったのでした…。
つづく。
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プロフィール
HN:
数字9
性別:
非公開
自己紹介:
神奈川在住。
色んな音楽に出会うことに喜びを感じながら、ゆるゆる生活する日々。…でしたが
2010年10月、夫が「ヘマンジオペリサイトーマ」という脳腫瘍で倒れ、摘出手術に成功したものの、高次脳機能障害と視覚障害のため、リハビリの真っ最中。
がんばってます。
色んな音楽に出会うことに喜びを感じながら、ゆるゆる生活する日々。…でしたが
2010年10月、夫が「ヘマンジオペリサイトーマ」という脳腫瘍で倒れ、摘出手術に成功したものの、高次脳機能障害と視覚障害のため、リハビリの真っ最中。
がんばってます。
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