いやはやまったくトンと子豚さんしております。あちゃどんです。
えー
ブログの更新をさぼっている間に、マサが高校生になりました。
スポーツ推薦で入学し、柔道三昧の日々です。
トモは大学２年生に、親方は食器洗いができるようになりました。
私はコンビにを辞め、靴屋になりました。
バアサンは相変わらず宇宙人です。

はてさて
相も変わらず音楽から元気をもらっている毎日。
隙を見てはライブハウスに足を運んでおります。
最近また新しい音楽に出会いまして
「ハッチハッチェルオーケストラ」「鼻ホームランの森」
もうね、大好物な感じです。機会を見てまた書きたいと思います。

あとはやはりどーしてもハマノヒロチカさんだなあ。
今いちばん、その活動と活躍と前進っぷりがたのしくてしょーがないアーティストさんです。
今回は最近行ったライブの感想をみっちり書きますw

2015.6.28
ハマノヒロチカ＠日野SoulK
対バン　Black Nails、バクオンズ


1)雨
今日のライブはやさしくしっとり始まった！
ハマノさんのピアノがぽつぽつ雨音に聞こえてくる。
「♪小さなことが やけに胸をしめつけて 穏やかな朝を 僕は一人無駄遣い」
この歌い出しがとても好き。
あーー、こんな気持ちのとき、あるある。と思う。
雨って、涙のことかなと思うから
「♪ああ 雨が降る ああ 君の街へ 僕はどんな傘を差してあげられるの？」
この部分、すごくやさしくて、
この歌詞自体が、大きな傘なんだよな〜

2)不眠症
この曲は「眠れないよう〜うーんうーーんゴロンゴロン」って感じじゃなくて
「くっそーーー！！眠れねええええ！！！！」って感じ、布団から飛び出しちゃう感じ、
怒りのエネルギーを感じるというか、攻撃的なピアノでカッコイイ。

3)センチメンタル
初めて聴いたとき、「こっ、これは…！私への応援歌に違いねえ！！」と思うほど、
その時の自分の状況にピタっとハマってしまって
歌詞が大好きなんです。歌詞のデータほしいです（歌詞bot 心の声）
「♪終わりの予感を打ち消して　今日も生きてゆくのだ」
ものすごくパワフルで、この曲を聴くと、前向こうって思う
まだライブでしか聴けない曲なので、ぜひともライブに足を運んでほしい…

4)風
早川義夫さんが絶賛してくださったという、野狐禅の曲。
ハマノさんご自身も、俺すごい名曲作ったとおっしゃっていて
うん、その通りだなあと思う。
MCで
ピストルさんが歌っていたのと、自分自身で歌うのと、歌詞の感じ方や解釈が違うんだよね的なお話をされていた。ハマノさんが歌う野狐禅の曲に対して、私も同じ事思ってた！

5)ローアンドロー
これは言わずもがな
つい先日、「我が人生において２番目に好きな曲」から
「我が人生において１番大好きな曲」にランクアップしました。
わーわー。ドンドンパフパフ。

ローアンドローの時は、姿勢を正してしまう
微動だにできない
ピアノのカッコ良さに胸ぐらを掴まれ、泥臭いながらも洗練された歌詞に頭突きをされる

鍵盤の上で踊るハマノさんの「手」を見るのが、とてもとても好きなんです。
で、見る位置によっては、譜面台で手元が見えないのですが、
この曲が始まる前に、譜面台から譜面を外されたので、視界がすっきりクリアになって
「おっ」と思ったら、宇宙一大好きなローアンドローで
これはもう、口から心臓が飛び出ちゃいそうなほど、どきどきした、嬉しかった。
飛び出なくてよかった、心臓。

6)最後の青春
これも譜面ナシで。
言葉の洪水。これも、怒りに似た激しい鍵盤。
「♪最後の青春よ 僕を焼き尽くせ　
最後の青春よ すべてを焼き尽くせ 焼き尽くせ」
ここのところでガーーン！と叩く低音が、落雷に遭ったようなショック。
カミナリで焼き尽くされてしまった…真っ白に燃え尽きたぜ…

そうそう。
「くたびれた御歳３０ナンボのあれやこれやを放り投げ 」という歌詞があるのですが
アルバムやMVでは「くたびれた」とは歌われていなくて、でも、アルバムの歌詞カードには書かれていて、ライブでも「くたびれた」の歌詞をうたうのは割と最近になってからで…
どういうこっちゃ？と思ってハマノさんに直撃したところ
「うーーーん…レコーディングの時に歌い忘れちゃった…のかなあ…」
という、衝撃的なお答えをいただきました！！
特に、最近ちょっとくたびれちゃって…とかいう意図はないみたいです。

7)朝がまた来る
これも、前向きになっちゃう曲。
昔は、朝が嫌いだった。
楽しい事ってわりと、夜のほうが多いじゃない？
チェッカーズのBLUES OF IFという曲で「夜が長けりゃ　朝が来なけりゃ」という歌詞があって、
そうそう。いつまでも夜で、このまま遊んでいたいとか、このまま眠っていたいとか、このまま抱き合っていたいとか、このまま飲んだくれていたいとか、そう思っていた時期もあって
でも、この曲のおかげで「朝」って「未来」なんだなーって気付いたら、朝が好きになった。
最近のライブでは、ゆるゆると穏やかな弾き方からの、ハジケた感じのアレンジ。
早朝バイトをしていた時、「そうそう、朝ってこういう風に、静かに訪れるんだよね」って、ものすごくしっくり来た。静かに静かに、それでいて、確実に、始まってゆく感じ。

8)オレンジ
これ、歌い出し部分がすごく低くて、ぶっちゃけると最初の頃はハマノさん声出すのつらくない？と思ってた。
しかし、今はもう、そんな心配しちゃってごめーーーん！って言いたい
そんな心配しちゃってごめーーーーん！！（言った）

ハマノさんは、ライブを見るたびに、なにか、面白い発見があるのです。
馬鹿正直に言うと、初めてソロライブを見た時は大丈夫かなあと思った…
でも、心に響くものがあって、応援したいなあと思った…
その時感じたものは、間違いじゃなかった。
ハマノヒロチカ、最高だぜ！！！

そうひしひしと感じる、あちゃどん４２歳の夏。でした。
長文におつきあいくださり、ありがとうございました！

[9回]